羨み（うらやみ）と妬み（ねたみ）の対象

こんばんは、向坂です。

今日は、前回の記事の続きとして、羨みや妬みの対象について、つぶやいていきたいと思います。

前回の記事で、「羨みや妬みは、誰もが持ち得る感情である」ということを書きました。

さて、今の貴女は、どんなことに対して、羨みや妬みを抱くのでしょうか？
ちょっとシミュレーションをしてみましょう。

今、貴女の身近な相手（女性）が次の（ａ）～（ｇ）のいずれかの環境や状況であり、貴女は、この（ａ）～（ｇ）のいずれについても、「相手に比べて満たされてない」と感じているとします。

（ａ）相手の女性がお金持ち
（ｂ）相手の女性に彼氏がいるor結婚している
（ｃ）相手の女性が男性にモテる
（ｄ）相手の女性の旦那様がエリート
（ｅ）相手の女性のお子さんが学業優秀
（ｆ）相手の女性のお子さんがスポーツ優秀
（ｇ）相手の女性が不倫している

この（ａ）～（ｇ）のそれぞれについて、貴女が抱く感情は、
「羨やみ（＝いいなぁ）」、「妬み（＝畜生）」、「何とも思わない」
のうちのどれになりますか？

貴女が何とも思わなかったものは、「私もそうなりたい」という欲求が無い（むしろ、そうなりたくないと思っている）ものになります。（ｂ）や（ｃ）について何とも思わなかった場合には、別に恋愛なんかしなくてもいい（むしろ、したなくい）という心情なのでしょうね。

貴女が妬み（＝畜生）の感情を抱いたものは、「私もそうなりたい」という欲求はあるけれども、あきらめているもの（＝努力意欲、実現可能性なし）になります。貴女の生きがいにできないものであり、・・・もしかしたら、過去に生きがいにしていたのかもしれませんね。

妬みを抱いた対象については、貴女の心に生きがいとして残っている限り、自分よりも恵まれている相手を妬んでしまいます。妬むのも結構疲れますので、生きがいとしての残りを完全に消してしまうことができれば、気持ちが楽になりますね。

一方、貴女が羨やみ（＝いいなぁ）の感情を抱いたものは、「私もそうなりたい」という欲求があり、かつ、あきらめていない（＝努力意欲、実現可能性あり）ものになります。貴女の生きがいにできるものであり、・・・もしかしたら、今、既に生きがいにしているかもしれませんね。

ただ、（ｄ）～（ｆ）については、その実現可能性は旦那様やお子さん次第であり、貴女がいくら頑張っても実現できないことですので、強い生きがいとすることは避けておいた方がよいかもしれません。実現できなかった時には、「妬み」として残ってしまいますし。

（ｇ）の不倫に関しては、
「羨みや妬み以前の問題として、はしたない、みっともない、モラルが無い、違法行為・・・なので、そんなことをしている相手の女性は人としてダメダメでしょう」のような正義感や倫理観の問題に挿げ替えられてしまいがちですが・・・

私が（ｇ）について問いかけた趣旨は、そのような建前や価値観はちょっと置いといて、「こっそり内心で“私もそうなりたい（＝欲求）”と思っているかどうか？」ということです。１ミリでもそう思っていたら、・・・きっと、それは羨みや妬みなのかも・・・

それでは、今日はこの辺で。

貴女らしい週末をお過ごしください。

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